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サイズ:

M

高さ 20cm

横幅(一番幅の広いところ)20/19cm

 

 

前職でガラスを販売していた時、「気泡の入ったガラスは粗悪品ですよね?」と半ば決めつけて言われることが多くありました。

これは実際のところ、とても悲しい誤解です。

そもそガラスは、そしてガラス以外の素材もそうですが、人の手が必ず介入し、美しい製品を仕上げているのです。

人の手が仕上げた製品はどうしたって画一的ではなく、個体差というものが少なからず生まれます。

 

 

戦後、ガラスの製造技術、素材は飛躍的に進化して現在に至ります。

飛躍的な進化とは機械化であり、、画一化と呼べるでしょう。

気泡がなくなったのは、この進化の表れなのです。

どちらが上ではなく、どちらを選ぶか?

これが物を選び、買うという、私たちが享受でする「選択肢」なのです。

 

GUAXSのガラスは、世界的に活躍するアーティストやデザイナーたちを交え、専門的で高い技術をもつ工房のチームの中から生まれます。

 

制作の過程は非常に多く、そして複雑です。

 

まず金型と呼ばれる金属の型に、宙吹きでガラスを吹き込みベースとなる形を成形します。

高度に熟練した宙吹きの職人にしかできない、まさにGUAXSらしいガラスの成形は、最初のステップであるここが重要です。

GUAXSのガラスは厚みがあるため、2、3日かけてゆっくりと徐冷(専用の窯でゆっくりと温度を下げること)していきます。

 

次に、カットと磨きの工程となります。

いくつもの複雑かつ細やかなカットの工程を経て、仕上げの表面加工は専門の職人が手で磨きをかけていきます。

 

金型からスタートしたガラスも、熟練した職人たちの手を経て、いくつもの工程を踏む中で、微小な違いが積み重なり、ある意味「幸せな」個体差が少しずつ生まれ、GUAXSのガラスはまさにGUAXSらしく彫刻のような輝きを見せます。

 

「1点ごとに異なり」「気泡が入る」こともあります。

そしてそれこそが、職人技とおおらかなムラが生み出す「1点もの」と言えるのです。

愛すべき個体差、人の手が生む気泡。

 

もしもこういった「気泡」「底面のすれ」などを粗悪品としてはじいてしまったら、出荷される商品の価格は何倍にも跳ね上がります。

GUAXSの良品基準を尊重し、弊社としては使用に問題がない限りすべて「良品」として扱っております。

 

何を選び、どう生活に取り入れるか?

既にGUAXSをお持ちの方ならご存知かと思いますが、GUAXSの雰囲気や佇まいは、なかなか、そうそう他にはないものです。

GAUXS特有のカット、グレイがかったガラスの色、表面のつややマットな質感。どれもが特別な輝きをもちます。

花を生けても、明かりを灯しても、GAUXSはそこにあることで特別な雰囲気をかもします。

リビングでも、ダイニングでも寝室でも。GAUXSのこの特別な存在が素敵な時間を演出することを確信しています。

SOMBA(col. : indigo/smokegrey)_M

¥50,500価格
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