top of page
検索
  • 執筆者の写真智香子 堀口

News Letter vol.3_2021.12.15(配信済み)

更新日:2022年1月12日







頑張り過ぎるたくさんの人に

モノを通して届けたいのは、

自分をほめて、時には甘やかす時間。

なんてことのない日々の

心おだやかな時間が少しずつ増えて、

人生はやっぱり美しいと、

誰もがそう思える未来へ

少しのお手伝いをさせて下さい。


 


新しいモノを
1つ加えて、お正月

12月も中旬になると、気持ちばかり忙しくて

手は止まってしまっていたりしませんか?

クリスマスの準備は整ってしまったし、

お正月の準備もまだ少しずつ。

なんとなく、手持ち無沙汰。

でも、まだ間に合う!

新しいモノを1つ加えて、

気持ちもはなやぐお正月を

迎えませんか?

 

Seasonal Recommend



お正月こそ、GUAXS!



大晦日の夜は、元旦に着る新しいお洋服を枕元に置いて寝るのが、私の実家の習わしでした。

残念ながら高校生の頃にはその習慣はなくなっていましたが、それは恐らく紅白を見終わったら、家族総出で即2年参りに馳せ参じるようになったからだと思います。

高校生の頃まで、年末年始は本当に大騒ぎでした。

私の実家は新年から来客が多く、母はその食事の支度で本当に大変そうでした。

数の子や松前漬け、筑前煮などの準備をはじめ、大晦日の午前中は父を先頭に家族総出で食材の買い出しに出向き、ヘトヘトで帰ってからも母と私、時々妹は、ひたすら食事の準備です。

多い時で40人以上、しかも一斉にお迎えするのですから、母の忙しさは今こうして思い返しても大変なものです。

やるからには、美味しいものをお出しして、楽しく過ごしてもらいたい。

母らしい、大らかかつ強い信念で乗り切っていた日々のなんと騒がしかったことか。

寝正月って、何?という感じでした。

子供の頃は「新しい洋服を用意してもらえる」お正月が、私にはとてもとても楽しみでした。

小さい頃から着るお洋服は明確に自分で決めていたので、お出かけ用の少しはなやかなお洋服を買ってもらえるこのチャンスが本当に嬉しかったのです。

なので、自分たちの子供がまだ小さかった頃は、私もこの習慣を勝手に引き継いで、子供たちよりもむしろ私が楽しんでいましたが、それも、元日から出勤の仕事に変わってからはいつの間にか忘れてしまっていました。

けれどこの「嬉しかった思い出」は、強く心にあるものです。

今思い返しても、チェックのプリーツスカートと白いブラウス(しかも胸元にタックがあったりして!)、小花が編み込まれたカーディガンに袖を通した時の、あの何とも言えない華やかな気持ちは特別でした。

昨年の大晦日は仕事納めで、ほとんど記憶になく過ごしてしまったのですが、今年は30年ぶり以上くらいに

「新しいお洋服を枕元に置いて」眠ろうと思っています。

子供の頃のあのときめきをもう一度!

そして、新年に新しい洋服を揃えてくれていた両親の苦労や、新しい年を良いものにしたいというシンプルな願いに思いを馳せて。

たった一晩で、大きく異なる「新しい年」のパワー。「来年こそ!」という、繰り返されるこの言葉をまたもつぶやき、さまざまな思いがよぎることでしょう。

それでも、そんな色々な思いを元日に着るお洋服に込めて、それをたたみ、枕元に置くというのは何だかとても神聖な気分です。

たった一晩では何も変わらないし、本当は変える必要なんてないのかもしれないですね。

でも、静かに色々なことに思いを馳せるには、大晦日は良いチャンスだと個人的には思います。

新しいものを箱から出す、とか、新しいお洋服をショッピングバッグから出して広げ、初めて袖を通す時のときめき。

そういうものは大切にしたいものです。

皆さんにも忘れがたい、心躍るような記憶がありますか?

明日も、来年も、良いものになりますように。

 

食卓に、お箸置き兼豆皿

<ヴェネチアンガラス>




お正月の食卓は何か1つ

新しいものをおろすのが

我が家の習わしです。

「はなやかで、おめでたくて、

食卓に完璧なイロドリを

くれるものは何でしょう?」

答えは、ercole morettiのお箸置き!




 

最後までお読みいただき、

ありがとうございます。

いつも長々すみません。

毎年のことながら12月に入ると

毎日が早い早いと思うけれど、

今年もまた、です。

次回のNews Letterまで、

どうぞ皆様お健やかに!

Have a beautiful days ahead!


2021.12.15

閲覧数:7回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page